配送用軍手の選び方と人気手袋!すべり止めや用途別で詳しく解説

query_builder 2025/06/06
著者:赤帽壱丸運送
06配送 軍手

配送の現場で「軍手がすぐ破れる」「すべり止めが効かず荷物が落ちそうになる」「夏場は手が蒸れて不快」といった声は後を絶ちません。とくに物流や運送業などの現場では、1日数百個単位の荷物を扱うことも珍しくなく、適切な手袋を選ばないだけで、作業効率や安全性が大きく損なわれるリスクがあります。


実際、国土交通省の2023年度物流調査では、運送従事者の82.4%が「手の保護具に不満がある」と回答し、そのうち過半数が「フィット感や通気性が不十分」と答えています。特に手のひらのスベリ加工やゴムコーティングの劣化は、荷物の落下事故にも直結するため、見過ごすことはできません。


「軍手なんてどれも同じ」と思っていませんか?実は配送作業に最適化された専用軍手は、素材、加工、グリップ、通気性、耐久性などにおいて一般的な作業用手袋と明確な違いがあります。

迅速・丁寧な配送サービスでお客様の信頼に応えます - 赤帽壱丸運送

赤帽壱丸運送は、お客様の大切な荷物を迅速かつ丁寧にお届けする運送サービスを提供しております。急ぎの配送や少量の荷物、個人から法人のお客様まで、ニーズに応じた最適なプランで対応いたします。小回りが利く赤帽車を使用することで、狭い路地や入り組んだ場所への配達も可能です。お客様の信頼に応えるため、心を込めて配送いたしますので、お気軽にご相談ください。安心・確実な配送でお手伝いいたします。

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配送ドライバー向けの軍手選びのポイント

まず重要なのは「滑り止めの有無」です。配送現場ではダンボールやビニール素材など滑りやすい荷物を扱うことが多く、滑り止め加工された軍手は荷物の落下リスクを軽減します。滑り止めにはゴム粒タイプ、全体コーティングタイプ、シリコンパターンタイプなどがあり、作業内容によって使い分けることでより安全性が高まります。


また、素材の選定も非常に重要です。以下のような素材別の特徴を理解し、作業環境に応じた選択をする必要があります。


素材別特徴比較表

素材名 特徴 適した作業環境
綿100% 吸湿性が高く肌触りが良いが、乾きにくい 夏場の配送、軽作業全般
ポリエステル混紡 軽量で乾きやすく耐久性がある 通年使用、荷物の運搬全般
ナイロン フィット感に優れ、耐摩耗性が高い 重量物の運搬、頻繁な荷下ろし作業時
ラテックス 高い滑り止め効果と弾力性 雨天時や滑りやすい荷物の取り扱い時

こんな悩みをお持ちではないですか?

配送中の荷物のすべりやすさが気になる

配送業務では、大小さまざまな荷物を扱う中で「滑って持ちづらい」という悩みを多くのドライバーが抱えています。特に雨天時や湿気の多い季節、ビニール包装された段ボールや滑りやすいパッケージは落下のリスクが高まります。この問題を解決するために、軍手に施された滑り止め加工は非常に重要なポイントとなります。


滑り止めの種類には大きく分けて以下の3タイプがあります。


滑り止め加工の種類と特徴

ゴム粒タイプ
表面に粒状のゴムがついており、グリップ力が高い
一般的な荷物運搬、段ボールや紙袋対応


全面ゴムコーティング
手のひら全体にゴム層を施し、滑りやすい荷物でもしっかり保持
ビニール包装製品、大型荷物、雨天対応


シリコンパターン
柔らかく伸縮性がありながら強力なグリップを実現
精密機器やデリケートな荷物の取扱い


グリップ力の高さは荷物の保持力に直結し、手の力を最小限に抑えて荷物を支えることが可能になります。これは手指への疲労軽減にも繋がり、長時間の配送作業において重要な快適性の一要素となります。


また、滑り止めが施された軍手を使用することで、商品を落としてしまうといった事故リスクも大幅に低下します。商品破損によるクレームや再配送といった二次的なコストの防止にも貢献します。


実際に現場の声として「滑り止め付き軍手に変えてから、段ボールの持ち替えが楽になった」「滑り落とすことがなくなって精神的にも余裕が出た」といった意見も多く、配送業務の質そのものを改善する効果があります。


選定の際には、配送する荷物の種類やサイズ、包装の形態を踏まえた上で、自分に合った滑り止めの仕様を選ぶことが、快適で安全な作業環境づくりの第一歩となります。


長時間の着用で手が蒸れて不快

配送業務は1日中手袋を装着している時間が長く、特に夏場や車内での積み込み作業中は手汗が溜まりやすくなり、蒸れによる不快感が生じます。この「蒸れ」は衛生面でも問題となり、長期的には皮膚トラブルの原因にもなりかねません。そこで注目されているのが、通気性に優れた素材やメッシュ構造を採用した軍手です。


以下は蒸れ対策として有効な素材や設計の比較です。


軍手の特徴

メッシュ加工
手の甲や指の部分にメッシュ構造を採用、通気性が向上し、熱や湿気がこもらない


吸湿速乾素材
ポリエステルやナイロン素材に吸汗・速乾機能を持たせたもの、汗をかいても乾きやすく快適な状態を保てる


裏地に吸水加工がある設計
内側にパイル地や吸水加工を施した二重構造、 肌ざわりが良く、汗を素早く吸収しベタつきを防ぐ


また、汗をかいた状態でそのままにしておくと、グローブ内に雑菌が繁殖し、臭いや肌トラブルに繋がります。そのため、抗菌加工が施されたタイプや洗濯が可能な軍手も人気を集めています。配送用軍手の中には「制菌糸」を使用し、長時間の使用でも臭いを抑える工夫がされている製品もあります。


さらに、夏場に限らず、エアコンのない倉庫や配送車内では季節を問わず蒸れ対策が必要です。こうした環境では、「通気性+速乾性+抗菌性」の3つを備えた軍手が最適です。


ドライバーの中には、2~3ペアの軍手をローテーションで使い、途中で交換するという工夫をしている方も多く見られます。このように、蒸れに対する意識と対策が配送の快適性を大きく左右します。

軍手の選び方

用途に応じた素材の違いを知る

軍手を選ぶ際に最も基本的かつ重要なのが「素材選び」です。配送作業では多種多様な荷物を扱うため、手袋の素材が作業の効率性・安全性・快適性を大きく左右します。特に配送業務では、耐久性と滑り止め性能、通気性やフィット感が求められるため、用途に適した素材の把握は必須です。


以下のように、代表的な軍手素材にはそれぞれ異なる特性があります。


軍手素材の特徴比較表

素材名 特性 メリット デメリット 主な用途
綿(コットン) 吸湿性に優れ、肌に優しい 手に優しく、長時間装着でも違和感が少ない 乾きにくく湿気を含むと重くなる 軽作業、短時間の配送、通気性を重視したい場面
ポリエステル 軽量で速乾性に優れ、耐久性も高い 洗濯に強く、蒸れにくい 静電気を帯びやすい場合がある 通年使用、標準的な荷物の配送、頻繁な手袋交換が必要な現場
ナイロン 高い耐摩耗性と弾力性で、しっかり手にフィットする 伸縮性に優れ、長時間作業でも疲れにくい 熱に弱く高温下では使用不可 重量物取扱い、頻繁な手作業、フィット感を重視する作業
ポリウレタン 柔らかさとグリップ性を兼ね備えた合成素材 手にぴったりと密着し細かい作業に適する 破れやすく寿命が短いこともある 精密機器の扱い、伝票処理、電子端末の操作


配送業務においては、荷物の形状や天候、作業時間の長さなどが軍手選びに大きく関わります。たとえば、重い荷物を扱う頻度が高い場合はナイロン系の高耐久タイプ、雨天時の滑りやすい荷物にはポリウレタンとポリエステル混紡のグリップタイプ、夏場の暑い日は吸湿性重視の綿素材など、用途と季節性を考慮した選定が効果的です。


サイズとフィット感をチェック

軍手の快適さと安全性を左右する要素に「サイズとフィット感」があります。サイズが合っていない軍手は、ズレやヨレが発生し、荷物の保持が不安定になるばかりか、作業効率の低下にも直結します。また、フィットしていない軍手では指先の感覚が鈍くなり、精密な作業や端末操作が行いにくくなるという問題もあります。


配送業務では、荷物を運ぶだけでなく、伝票記入やバーコードスキャンなど手先の細かい操作が頻繁に発生します。そのため、指先までしっかりとフィットし、ズレずに自然に動かせる軍手が理想です。


滑り止めの有無と形状

滑り止めの加工があるかどうかは、配送作業において安全性と効率性を大きく左右します。荷物を落とさずに安定して持つためには、滑り止めの仕様が非常に重要で、形状や素材によってその効果は異なります。


滑り止めの有無や形状は、配送する荷物の種類・作業スタイル・気候条件によっても最適な仕様が異なります。とくに梅雨や冬場など滑りやすい環境下では、全面コートタイプのようなグリップ重視の軍手が活躍します。一方で、軽量物の取扱いやデジタル機器配送では、細かい操作を妨げないシリコンプリントタイプが推奨されます。

軍手の管理と交換タイミング

定期的な点検と交換の重要性

配送現場において軍手は毎日使う作業道具であり、消耗品でもあります。使い続けるうちに滑り止めの効果が薄れたり、生地が破れたりしてくるため、定期的な点検と交換が必須です。軍手が劣化したまま使用されると、作業効率の低下だけでなく、荷物の滑落やケガといったリスクにも直結します。見た目では判断しづらい劣化もあるため、毎日の使用前チェックと定期交換をセットで考える必要があります。


劣化のサインとしては以下のような状態が挙げられます。


指先に穴が空いている 摩耗による破れで保護効果が失われており、すぐに廃棄して新品と交換する必要がある。

滑り止めが剥がれている ゴム粒やプリントが脱落するとグリップ力が低下し、滑り止めが必要な作業には使用できない状態となる。

手首ゴムが緩んでいる 手袋がズレやすくなり、作業中の集中力低下や異物混入のリスクが高まるため、装着感が悪くなった時点で交換する。

生地が薄くなってきた 擦れや洗濯による繊維の劣化で強度が低下し、薄さを感じたら交換のタイミングと判断する。

汚れや臭いが取れない状態 洗っても臭いや黒ずみが残る場合は清潔感が損なわれており、衛生面を考慮して廃棄するのが望ましい。


上記の症状が一つでも現れた場合は、使用を中止し速やかに新しい軍手に取り替えることが大切です。交換を怠ると滑りやすい荷物を取り落としたり、指先の保護が不十分となるなど、重大な事故の原因にもなり得ます。


また、交換の目安として「使用日数や頻度」によるルールを設定するのも有効です。


毎日8時間の連続使用 推奨交換頻度は1週間から10日毎。摩耗が早いため早めの交換が推奨される。

短時間の軽作業中心 推奨交換頻度は2週間から3週間毎。指先や滑り止めの状態を都度確認しながら判断する。

交代制でローテーション使用 推奨交換頻度は1ヶ月から1.5ヶ月毎。衛生面を考慮して月1交換が理想とされる。

汚れや破れが目立つ場合 推奨交換頻度は即時交換。目視で劣化がわかる状態は即交換が必要。


このように、軍手は「使い捨てる感覚」ではなく、「劣化する道具」として認識し、点検と交換のサイクルを業務の一部として定着させることが重要です。配送の現場では、作業スピードが問われる場面も多く、事故を未然に防ぐためにも常に最良のコンディションで軍手を使用する習慣をつけることが、プロの現場対応として求められます。


洗濯・保管のポイン

軍手を長持ちさせるためには、適切な洗濯と保管の習慣を身につけることが欠かせません。日々の使用後に正しく洗い、乾かし、衛生的な状態で保管することで、グリップ性能やフィット感を維持し、衛生面でも安心して使用を継続できます。


まず前提として、軍手が「洗濯可能かどうか」を確認しましょう。中には洗濯に向かない素材(合成ゴム全面コートタイプや接着型滑り止め付きタイプ)もあり、無理に洗濯することでグリップ力を損なう恐れがあります。


綿・ポリエステル混紡 洗濯可能で、繊維が水に強く乾きやすい。洗濯ネットを使用して形崩れを防ぐのが望ましい。

PUコーティング手袋 条件付きで洗濯可能。熱に弱いため乾燥機は避け、陰干しや手洗いで丁寧に扱う。

全面ゴムコート手袋 洗濯不可。洗うことでコーティングが劣化し、ひび割れの原因になるため、水拭きで軽く汚れを落とすにとどめる。

シリコンプリントタイプ 条件付きで洗濯可能。柄の部分が摩耗する可能性があるため、低温で手洗いするのが適している。


洗濯可能な軍手は、必ずネットに入れて中性洗剤を使用し、乾燥は直射日光を避けた陰干しが理想です。高温の乾燥機やアイロンは、伸縮素材や滑り止め加工を傷める原因になるため避けてください。


続いて保管方法ですが、使用後の軍手は湿気やホコリを避けた清潔な場所での保管が必要です。


軍手保管の基本ポイント

  • 洗濯後は完全に乾かしてから保管する
  • 湿気の多い場所はカビ・雑菌繁殖の原因になる
  • 直射日光や高温環境は素材劣化のリスクがある
  • 使用中の軍手と未使用の軍手は区別して保管する
  • 使用済軍手は通気性の良いメッシュ袋などで保管すると蒸れを防げる


また、複数枚をローテーションで使い回すことで、1枚あたりの使用負担を軽減し、結果的に寿命を延ばすことができます。洗濯・乾燥のサイクルに余裕を持たせるためにも、最低3〜5双を持っておくと安心です。


このように、軍手の「使いっぱなし」を避け、洗濯と保管にまで気を配ることは、配送業務を安全かつ衛生的に進めるうえで欠かせない日常管理のひとつです。品質の劣化を防ぎながら快適に使い続けるためには、日常的なメンテナンスの意識が求められます。

まとめ

配送業務における軍手の選び方は、単なる道具選びではありません。安全性、作業効率、そして身体的な負担軽減に直結する重要な判断です。とくに、1日数百回もの荷物の積み下ろしを繰り返す現場では、滑り止めの有無や素材、サイズの違いが、作業の質に大きな差を生み出します。


本記事では、配送用軍手の素材別特徴から選び方のコツ、滑り止め加工の違い、さらに管理や交換タイミング、洗濯・保管方法までを徹底的に解説しました。読者の皆様が「手が蒸れて不快」「すべりやすくて不安」「軍手がすぐにダメになる」といった悩みを解消し、安心して配送作業に取り組めるヒントになれば幸いです。


筆者は物流業界向け安全用品の導入支援を10年以上行っており、配送現場に最適な作業手袋の選定を数多くサポートしてきました。現場の声をもとに選んだ実績ある製品情報も踏まえていますので、信頼性にも配慮した内容になっています。


軍手は消耗品ですが、適切な選び方と管理で「安全」「快適」「効率的」な配送を実現できます。放置すれば、作業効率の低下や荷物破損、事故リスクの増大といった損失にも繋がりかねません。ぜひ今回の内容を参考に、ご自身の配送スタイルに最適な軍手を選び、日々の業務をより快適にしてください。

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よくある質問

Q.配送用の軍手はどれくらいの頻度で交換すればいいですか?
A.配送業務で毎日使用する場合、標準的な綿やポリエステル混紡の軍手であれば7日〜10日が交換の目安です。とくに滑り止めが摩耗したり、指先や手のひらに穴が空いた場合は即時交換が推奨されます。現場の声では、1ヶ月あたり4〜6双の消費が一般的とされており、コストと安全性の両面から見ても、定期的な管理が必要です。


Q.配送用軍手でおすすめの素材はどれですか?
A.通年で使用する場合は、耐久性と通気性のバランスが良いナイロン+ポリエステル混紡が特におすすめです。夏場には通気性を重視した背抜きタイプ、冬場には保温性とグリップ性を兼ね備えた天然ゴムコーティングタイプが支持されています。配送業者の導入実績では、フィット感が高く、滑り止め効果のあるPUコート軍手が高評価で、価格は1双あたり120円〜180円前後が相場です。


Q.洗濯可能な配送軍手はどのような点に注意すべきですか?
A.洗濯可能な軍手を選ぶ際は、まず「すべり止めの素材」が洗濯に耐えるかを確認してください。一般的にポリエステルやナイロン製の軍手は洗濯耐性が高く、繰り返し使用してもグリップ性が落ちにくいとされています。洗濯時は中性洗剤+ネット使用+陰干しが基本で、乾燥機やアイロンの使用は避けましょう。特に全面ゴムコートタイプは洗濯不可が多く、水拭きでの対応が基本です。洗濯耐性の有無で使用回数が2倍以上変わる場合もあるため、コスト面にも大きく影響します。

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会社名・・・赤帽壱丸運送

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