セブンイレブンで宅配便を利用する方法は、スマホを使った送り状の発行が可能な点や、専用の宅配端末を使わずに発送できる点で利便性が高く、多くの個人ユーザーに支持されています。ヤマト運輸と提携しているため、宅急便の各種サービスが利用可能です。特に「宅急便」「宅急便コンパクト」「クール宅急便」など主要サービスの発送で対応しています。
スマホでの送り状発行には「クロネコメンバーズ」アプリが必須です。このアプリを利用することで、手書きの送り状記入が不要になり、スマホで宛先や内容を登録したあと、セブンイレブンのレジでバーコードを提示するだけで発送手続きが完了します。事前登録を済ませておくことで、店頭での作業時間を大幅に短縮できます。
利用時に特に注意が必要なのが、サイズと重量です。セブンイレブンで取り扱う宅急便は160サイズ以内、重量25kg以下まで。荷物がそれを超える場合は、近隣のヤマト運輸営業所や集荷を依頼する必要があります。また、梱包は事前に行っておく必要があり、店舗側では対応していないため、しっかりとしたダンボールやテープなどで準備しておくことが求められます。
店頭受付時間にも注意が必要です。24時間営業の店舗でも、宅急便の受付時間は店舗により異なる場合があり、深夜時間帯は受付を行っていないことがあります。夜間の発送を予定している場合は、事前に電話で確認することが安全です。
支払い方法も幅広く、現金、クレジットカード、電子マネー、バーコード決済が可能です。クロネコメンバーズ限定の割引や、電子マネー払いでのポイント付与など、スマホアプリとの連携によって得られる特典も存在します。
以下はセブンイレブンでの宅配便利用の流れをまとめた表です。
| 手順 |
内容 |
| 送り状の作成 |
クロネコメンバーズアプリで事前入力し、バーコードを取得 |
| 梱包 |
荷物の梱包を自宅で完了させておく |
| 店舗での手続き |
店頭レジでバーコードを提示し、荷物を預ける |
| 支払い |
現金・クレジット・電子マネーなど多様な決済手段に対応 |
| 発送完了後の確認 |
アプリ上で配送状況を確認可能 |
セブンイレブンでの宅急便の受付は、利便性とスピードが重視されており、日常生活の中で荷物を気軽に送る手段として非常に有効です。
ファミリーマートでの宅配便発送は、以前はFamiポートを使用して送り状を発行する方式が主流でしたが、現在はスマホとアプリを使った手続きが主流になっています。ファミマもセブンイレブン同様、ヤマト運輸と提携しており、宅急便・宅急便コンパクト・クール宅急便など、主要な配送サービスを店頭で利用することが可能です。
送り状発行には「クロネコメンバーズ」アプリが有効で、スマホで事前に送り先などを登録すれば、バーコードを店頭レジで提示するだけで、荷物をスムーズに発送できます。以前のようなFamiポートでの操作は不要になっており、手続き時間の短縮と操作の簡略化が実現されています。
ファミマでの発送において特に注意したいのが、梱包資材とサイズ制限です。店頭には基本的に梱包資材の販売がないため、自宅での事前梱包が必須です。対応サイズはセブンイレブンと同様で、160サイズ以内、重量25kgまで。これを超える場合は発送不可です。
また、ファミマでは一部の店舗で宅急便を取り扱っていないケースもあります。発送を予定している店舗が取り扱い対象かどうかは、ヤマト運輸の公式サイトの取扱店検索ページや、クロネコメンバーズのアプリから事前確認することが推奨されます。
決済方法は多岐にわたり、現金、クレジットカード、交通系IC、バーコード決済に対応しています。また、クロネコメンバーズ割引が適用されるため、通常料金より安くなるメリットもあります。
下記にファミリーマートにおける宅配便の手順を整理しました。
| 手順 |
内容 |
| アプリでの登録 |
クロネコメンバーズアプリで送り状を作成 |
| 梱包 |
自宅でダンボール等を使って荷物を完全梱包 |
| 店舗受付 |
レジにてバーコード提示と荷物預け入れ |
| 決済 |
現金・電子マネー・クレジット・QR決済に対応 |
| 発送後の確認 |
スマホから荷物の追跡・再配達依頼も可能 |
ファミマはビジネスユース・個人ユースのどちらにも適しており、スマホを活用した手軽な宅配体験が実現できます。
ローソンではヤマト運輸ではなく、日本郵便の「ゆうパック」サービスを取り扱っています。これはセブンイレブンやファミマとの大きな違いであり、送り状の書式やサイズ、料金体系も日本郵便基準となります。発送したい荷物がゆうパック対象であれば、ローソンは非常に便利な選択肢です。
送り状は紙の伝票を使用する方法と、スマホで伝票を作成し店頭で印刷する「スマートゆうパック」の方法があります。スマートゆうパックでは、スマホで日本郵便のWebサイトや「ゆうパックスマホ割アプリ」から送り状を作成し、生成されたQRコードをローソン店内の「Loppi」端末に読み取らせて印刷するだけで伝票が発行されます。
この仕組みにより、手書きの手間を削減でき、また「スマホ割」によって通常料金より最大180円安くなる料金上のメリットもあります。利用にはアプリの登録や事前準備が必要ですが、操作は比較的簡単で一度使えば繰り返し利用がしやすくなります。
ローソンでのゆうパック発送は以下の通りです。
| 手順 |
内容 |
| スマホで登録 |
ゆうパックスマホ割アプリで送り状情報を事前入力 |
| Loppi端末操作 |
店舗にあるLoppiでQRコードをスキャンし伝票を印刷 |
| 梱包 |
荷物をサイズ制限に合わせて事前梱包 |
| 店頭受付 |
印刷した伝票を貼付し、レジで荷物を預けて発送完了 |
| 支払い方法 |
現金、クレジットカード、バーコード決済など幅広く対応 |
また、受付時間は原則として店舗営業時間に準じますが、深夜帯や早朝など一部時間帯では受付できないことがあります。
ローソンは、発送時のコストを抑えたい人、特に定期的に発送するフリマユーザーやビジネスパーソンにとって、コストパフォーマンスに優れた発送手段となっています。スマホと連携した手続きができることから、現代的で効率的な宅配利用が可能です。